久しぶりに佐賀県国際性壮年協議会でも大きなイベントが開催されました。今回は会員のみならず、農業大学校の学生、関係機関に呼びかけて、マスコミでも取り上げられるような”帰国報告会”になりました。
今回の主役は二人おり、オランダ1年生の八木君と米国2年制の小池君です。また、日頃より当会にご支援とご協力をいただいている、JA佐賀中央会の家永専務理事による特別講演をしていただき、近年まれに見る良い帰国報告会になりました。
詳細をプログラムにしたがって、書いていきたいと思います。
<Proguram>
1、挨拶~当会会長 塚原正一郎
昨今の農業情勢を踏まえて、この研修の意義を再確認するような趣旨の挨拶の後、当会の趣旨説明も行われ、一人でも多くの若い人たちを海外研修に送り出し、佐賀県農業の発展に寄与したい旨の挨拶がありました。
2、帰国報告
1)小池仁志~米国2年制・野菜選考・長期農場実習(HAYDAY FARMS)
2年間の研修プログラムの流れにそって、写真を使ったビデオを編集して、バックに音楽が流れ、その時々の説明を行うという初めての企画は、農大生を飽きさせないような、本人独自の工夫がありました。写真も仕事風景よりも、アメリカでのいろいろな体験を凝縮しており、なかなか面白いものでした。最後に本人曰く、ミスして泣いたり、2時間ぐらいしか睡眠時間がなったり、仕事はかなりハードで、神経を使ったけれど、アメリカで経験したことを生かし農業をしていきたいとのことでした。
”人はやればできる!”ということを一番学んだ研修でした。
尚、農場での仕事は、本ブログ内に”俺の農道”を掲載しておりますので、興味のある方はご一読ください。
2)八木功一郎~オランダ派遣(1年)・花卉専攻・研修農場(Dairy Sunshine)
農場には経営主が2名おり、研修生とポーランド人の期間雇用を使いながら、オリエンタルユリやひまわりを中心に各種花の栽培農場で1年間研修した・・・。こんな感じのスライド写真を交えながらの研修内容の説明でした。
オランダと日本の違いは、環境保全が徹底されており、季節やそこの風土にあった農業が営まれていること、また、オランダ人は日常的に花を使い、花に対する愛情が深いと感じられた。
休日は、観光をしたりよく遊んできた・・・。語学力を馬鹿にされ落ち込んだこともあったが、最後は悪口も分るようになった。
色々な人たちに出会い数々の体験ができたことは、大きな財産となった。この研修がすぐに生きることはないが、今後とも植物を作って生きてゆきたい。ただいま小さな畑で、花を栽培中!
3、講 演
アジアとの共生「ミャンマー農業支援と協同組合運動」と題して、JA佐賀中央会の家永武士専務理事に、講演をいただきました。
かねてから地球市民の会が、ミャンマーに対して教育や生活の支援活動をしていたが、支援の規模を広げるために、JAに依頼してきたことがきっかけとなり、水牛銀行・養豚銀行・ニンニク銀行称して、生産に必要な資材を貸し付けて、収穫物から返済するシステムや、JAICAとの協力により”デモファーム”の育成をしたり、農業者に対しての支援が行われており、専務自身もミャーンマーに出かけていき、その土地の生活環境や文化・習慣などの現状を話して頂きました。
ミャンマーでは軍事政権が政治の主権をとり、政策を行っているものの、民族間の武力衝突等で内戦状態にあり、治安が厳しい反面、僧侶に対する尊敬が高く、自分が食えなくても托鉢の僧には、寄付をするという清らかな国民性が感じられました。
また、時は民主化の指導者である”アウンサンスーチー女史”の自宅軟禁が、国際世論の避難を受けつつある中での、この講演は大変興味深くためになるものでした。
4、海外研修のPR~当会副会長、田中丸土男
本年度帰国した二人の研修生は、まだ新しい気持ちで、良い発表でした。私も研修時代は休みもなく仕事をして、辛かったこともあったが、今の自分の大きな糧となりました。
今の時代、旅行等で海外に出るこっとは容易にできるようになったが、この研修では、それとは違うすばらしい体験ができると思います。そしてそれは君たちの永い人生の中での大きな財産になると思います。農大生の皆さんもこの研修に参加してみてはどうでしょうか?
この後の懇親会の場において、久しぶりに大変良い帰国報告会だったと数多くの会員の皆さんから声がありました・・・、皆さん自分の研修時代を思い起こして、がんばろう!思ったようでした。
最後に、このブログを見てくださった皆さんに、私の都合で、長い間中途半端に終わっていたことをお詫び致します。
今回の主役は二人おり、オランダ1年生の八木君と米国2年制の小池君です。また、日頃より当会にご支援とご協力をいただいている、JA佐賀中央会の家永専務理事による特別講演をしていただき、近年まれに見る良い帰国報告会になりました。
詳細をプログラムにしたがって、書いていきたいと思います。
<Proguram>
1、挨拶~当会会長 塚原正一郎
昨今の農業情勢を踏まえて、この研修の意義を再確認するような趣旨の挨拶の後、当会の趣旨説明も行われ、一人でも多くの若い人たちを海外研修に送り出し、佐賀県農業の発展に寄与したい旨の挨拶がありました。
2、帰国報告
1)小池仁志~米国2年制・野菜選考・長期農場実習(HAYDAY FARMS)
2年間の研修プログラムの流れにそって、写真を使ったビデオを編集して、バックに音楽が流れ、その時々の説明を行うという初めての企画は、農大生を飽きさせないような、本人独自の工夫がありました。写真も仕事風景よりも、アメリカでのいろいろな体験を凝縮しており、なかなか面白いものでした。最後に本人曰く、ミスして泣いたり、2時間ぐらいしか睡眠時間がなったり、仕事はかなりハードで、神経を使ったけれど、アメリカで経験したことを生かし農業をしていきたいとのことでした。
”人はやればできる!”ということを一番学んだ研修でした。
尚、農場での仕事は、本ブログ内に”俺の農道”を掲載しておりますので、興味のある方はご一読ください。
2)八木功一郎~オランダ派遣(1年)・花卉専攻・研修農場(Dairy Sunshine)
農場には経営主が2名おり、研修生とポーランド人の期間雇用を使いながら、オリエンタルユリやひまわりを中心に各種花の栽培農場で1年間研修した・・・。こんな感じのスライド写真を交えながらの研修内容の説明でした。
オランダと日本の違いは、環境保全が徹底されており、季節やそこの風土にあった農業が営まれていること、また、オランダ人は日常的に花を使い、花に対する愛情が深いと感じられた。
休日は、観光をしたりよく遊んできた・・・。語学力を馬鹿にされ落ち込んだこともあったが、最後は悪口も分るようになった。
色々な人たちに出会い数々の体験ができたことは、大きな財産となった。この研修がすぐに生きることはないが、今後とも植物を作って生きてゆきたい。ただいま小さな畑で、花を栽培中!
3、講 演
アジアとの共生「ミャンマー農業支援と協同組合運動」と題して、JA佐賀中央会の家永武士専務理事に、講演をいただきました。
かねてから地球市民の会が、ミャンマーに対して教育や生活の支援活動をしていたが、支援の規模を広げるために、JAに依頼してきたことがきっかけとなり、水牛銀行・養豚銀行・ニンニク銀行称して、生産に必要な資材を貸し付けて、収穫物から返済するシステムや、JAICAとの協力により”デモファーム”の育成をしたり、農業者に対しての支援が行われており、専務自身もミャーンマーに出かけていき、その土地の生活環境や文化・習慣などの現状を話して頂きました。
ミャンマーでは軍事政権が政治の主権をとり、政策を行っているものの、民族間の武力衝突等で内戦状態にあり、治安が厳しい反面、僧侶に対する尊敬が高く、自分が食えなくても托鉢の僧には、寄付をするという清らかな国民性が感じられました。
また、時は民主化の指導者である”アウンサンスーチー女史”の自宅軟禁が、国際世論の避難を受けつつある中での、この講演は大変興味深くためになるものでした。
4、海外研修のPR~当会副会長、田中丸土男
本年度帰国した二人の研修生は、まだ新しい気持ちで、良い発表でした。私も研修時代は休みもなく仕事をして、辛かったこともあったが、今の自分の大きな糧となりました。
今の時代、旅行等で海外に出るこっとは容易にできるようになったが、この研修では、それとは違うすばらしい体験ができると思います。そしてそれは君たちの永い人生の中での大きな財産になると思います。農大生の皆さんもこの研修に参加してみてはどうでしょうか?
この後の懇親会の場において、久しぶりに大変良い帰国報告会だったと数多くの会員の皆さんから声がありました・・・、皆さん自分の研修時代を思い起こして、がんばろう!思ったようでした。
最後に、このブログを見てくださった皆さんに、私の都合で、長い間中途半端に終わっていたことをお詫び致します。
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by akkies0105
| 2007-09-26 11:13
| 帰国報告